夏旅2013 in Nepal~第六章 死と生が隣り合う パシュパティナート~

いよいよクライマックスに近づいてきたネパール旅行記。

今日はパシュパティナートと呼ばれる火葬場へ行く。
なんの火葬場かというと、亡くなった人を火葬する火葬場。
写真 (65)


インドの火葬場は有名で、ガンジス河沿いにあるのは聞いたことある方も多いだろう。
ネパールの火葬場はガンジス河の上流にあり、王族もここで火葬される。

そして火葬された灰は、川へ流される。
ネパールのヒンドゥー教徒にとっては特別な場所。

その歴史は古く、1500年以上前からある祈りの場だそう。
火葬もされるその場で、巡礼も行われており、巡礼者はその川の水で身を清める。
ヒンドゥー教の聖地だ。

入場ゲートの手前はカオスだ。
混雑しており、様々な人が地面に座り、お布施を待っている。

中には両手も両足もない人がいた。ここまでどうやって来たんだろう。
目をそらしたくなる様な光景も、そこにはある。それが現実だ。

私が訪れたその時間、数体の遺体が火葬されていた。
お葬式も執り行われており、遺体を川の水で清めていた。

石の段の上に遺体と薪が積み上がっており、すごい勢いで燃えていく。
独特の火葬の煙の臭いが辺りを漂う
観光客は対岸からその様子を見、ハンカチで鼻をふさぐ。

身近に死の存在をそこでは感じることができる。
死の存在が生と共存している。

火葬場は火葬を行う場であり、聖地であり、観光地でもある。
火葬風景を観光客は見つめ、その風景を写真におさめていく。

野生のサルが駆けまわっている。

死の存在が特別でないような、まるで普通の日常にあるような、
そんな感じだった。

生と死が隣り合うパシュパティナート。
ここでも日本では経験できない、経験をすることができた。




ちなみにこのパシュパティナートの階段を登っていくとヒンドゥー教の遺跡がある。
遺跡というより、今も使われている寺院がある。

とても雰囲気があり、アンコールワットのあるカンボジアでの旅を思い出した。
そこには大きな木があり、朽ちた遺跡がある。

その朽ちた遺跡まで、少し探検してみる。
ここはネパールだから、カンボジアの様に地雷の心配をする必要なく進める。

ネパールの観光地は観光地化してなく、現地の人が普通に過ごしている。
普通に暮らし、普通にゴミが落ちていて、寝ていて、生活していて、祈ってる。

パシュパティナート。
川の流れとともに、長い長い時の流れを感じることができた。

変わらないこと、不変の様。
激しい変化の中にあっても、1500年以上続いてきたこの場は、その時と変わらない火葬が繰り返されている。

そんな佳境を迎えたネパールでの旅。
明日は最後の目的地、バクタプルとパタンへ行って来ます。

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